ドコモ Xperia Z3 Compact SO02Gよりデータ復旧
Xperia Z3 Compact SO02Gのデータ復旧
ドコモのスマートフォン、ソニーXperia Z3 Compact(エクスぺリアZ3コンパクト)SO-02Gの画面が割れてしまい、液晶が映らなくなった状態からのデータ復旧事例です。
Xperia Z3 Compact(エクスぺリアZ3コンパクト)SO-02Gは、2014年11月12日にドコモから発売されたソニー製のスマートフォンです。通常のエクスぺリアよりも一回りほど小さいため、コンパクトの名前がつけられています。
ご自身の機種の名前って覚えていますか?
ドコモの機種、とか、エクスぺリア、とかは覚えていらっしゃる方が多いですが、型番となると覚えていらっしゃらない方が多いような気がします。
このエクスぺリアZ3コンパクトの場合は、機体の裏面の右上に「SO-02G」と記載されていますので、お確かめください。
さて、当店にデータ復旧をご依頼いただいた際のスマホの状態は、画面ガラスが割れてしまい、液晶に何も表示されない状態でした。
ただ、電源ボタンを長押しして起動させてみると、画面は映らないものの、起動音などが鳴っています。
内部基板には問題なく、画面だけが映らない状態であると判断し、早速、SO02Gの本体を分解していきます。
当店にはSO-02Gの画面パーツがストックされていますので、お客様のスマホ本体に当店の画面を接続してみますと、正常に画面が映ってきました。
画面さえ映ってしまえば、あとはご要望いただいたデータを復旧する作業に移行します。
電話帳や画像、動画といった基本データ復旧サービス内容と、LINEのトークアカウント確認、トーク履歴のバックアップを順番に取得していきます。
取り出したデータの件数を確認し、microSDカードに保管して作業が完了します。
スマホの画面が割れてしまう要因のほとんどが落下による衝撃ですが、
強い衝撃を与えてしまうと、画面だけではなく、内部基板の損傷にもつながってきます。
内部基板が損傷したスマホからデータを復旧するのは極めて困難で、
データ復旧NGとなるケースもあります。
基板とは、スマホの心臓部といったところで、基板上に配置されているICチップやコンデンサなどの電子部品がスマホの全てを制御しています。
ほとんどのスマホの場合、基板は1枚の板のようなもので、その1枚の板に全ての部品が乗っており、電子回路により連携しています。
1箇所でも基板に損傷があると、連携が途絶えますので、スマホが動かなくなってしまうことも少なくありません。
スマホの画面が割れてしまったら、内部が生きているかどうかを確かめていただき、生きているようであれば、データ復旧の可能性は極めて高いと思われます。
いずれにしましても、一度ご相談をいただければと思います。